◆Altération/変化記号 - Enharmonie/異名同音
dièse/シャープ
double dièse/ダブルシャープ
demi-ton/半音
ton/全音
chromatique/半音階の
bémol /フラット
double bémol/ダブルフラット
bécarre/ナチュラル
tonal/調性の
atonal/無調の
élever/上げる
abaisser/下げる
annuler/取り消す
※tonal とatonal は、前にmusiqueという女性名詞がくるパターンがほとんどで、その場合はtonale,atonaleになります。
◆以下、変化記号の説明です。変化記号はすべて男性名詞です、
♯Le dièse élève les notes d'un demi-ton chromatiaque.
×Le double dièse élève les notes de deux demi-tons chromatique.
♭Le bémol abaisse les notes d'un demi-ton chromatique.
♭Le double bémol abaisse les notes de deux demi-tons chromatiques.
◇Le bécarre annule l'effet des autres altérations.
■musique tonale , musique atonale
◆Musique tonale:Les altérations s'écrivent en fonction du ton.Le double dièse et le double bémol sont nécessaires.調性音楽では、その調の機能に合った変化記号が書かれるのでダブルシャープやダブルフラットが必要です。
◆Musique atonale.:L'orthographe des altérations est indifférente. Le double dièse et le double bémol sont inutiles.反対に、無調音楽では変化記号で何を書くかは問題ではありません。従ってダブルシャープやダブルフラットは必要なくなります。
「Ton」について
※abaisser un tonは、全音下げるという意味ですが、日常の会話で baisser le ton は「語気を和らげる」というニュアンスで使います。élever le ton も、「音程を上げる」と「声を荒げる」が、changer de tonには、「転調する」と「口調(態度)を変える」のそれぞれ2つの意味があることを覚えておくと便利。
2010年5月6日木曜日
2010年4月30日金曜日
ソルフェージュの基本用語④
◆Signes de prolongation/音の長さを伸ばす幾つかの記号
A. Point/付点
■Seul le point (simple ou double) est employé comme signe de prolongation.
付点点(符点または複符点)のみ、休符を延長させる記号として使用されます。⇒付点休符、複符点休符
付点点(符点または複符点)のみ、休符を延長させる記号として使用されます。⇒付点休符、複符点休符
B. liaison/ タイ
■Seul la liaison peut enjamber la barre de mesure
タイだけが、小節線をまたぐことができます。
※スラーのこともliaisonと呼びます。
C. Point d'orgue/フェルマータ
■Signe de prolongation de durée indéterminée.
不確定の延長記号
フェルマータの帽子の部分が丸い記号はPoint d'orgue ou point d'arrêt long
四角い記号はPoint d'orgue ou point d'arrêt bref /短いフェルマータ
※long⇔bref
longの反対語はcourtですが、音楽では時間的なことを表す場合はbref(brève)を使います。
■brefは会話にもよく登場します⇒en bref/要するに、簡潔に bref, Enfin bref/ (会話で)要するに、一言でいえば
2010年4月27日火曜日
ソルフェージュの基本用語③
基本ボキャブラリー第3弾は
◆Valeurs de notes et de silences/音と休符の長さ◆です。
音符はnote, 休符はsilence、noteは女性名詞でsilenceは男性名詞になります。
音符を読めることは、savoir lire les notesと表現します。日本では小学校で音符の読み方を習うので大抵の人は読めますが、フランスでは義務教育では習わないようです。そのため子供の頃に楽器などを習わず音楽に縁のなかった人は、大人になっても音符を全く読めないままというケースもよくあります。

◆Notes 音符
Valeur décroissantes de gauche à droite/ 上の表の左から右に向かって縮小。
■Ronde /全音符
■Blanche/2分音符
■Noire/4分音符
■Croche/8分音符
■Double-croche/16分音符
■Triple-croche/32分音符
■Quadruple-croche/64分音符
また付点音符には後ろにpointée をつけます。noire pointée 、croche pointée・・・
◆Silences/休符
■Pause/全休符
■Demi-pause/2分休符
■Soupir/4分休符
■Demi-soupir/8分休符
■Quart de soupir/16分休符
■Huitième de soupir/32分休符
■Seizième de soupir/64分休符
※pause は女性名詞、soupirは男性名詞。
■Note carrée: Valeur longue exceptionnelle
表の一番左端の四角い音符は、特別長く伸ばす音です。
Noteには、音符の他にも「注解」、または「テストの点数・成績」の意味があります。
prendre note de qqc.は、~をよく覚えておく、という表現で使います。
ちなみに、調子はずれな音や、ピアノのミスタッチなどは fausse note と言います。
◆Valeurs de notes et de silences/音と休符の長さ◆です。
音符はnote, 休符はsilence、noteは女性名詞でsilenceは男性名詞になります。
音符を読めることは、savoir lire les notesと表現します。日本では小学校で音符の読み方を習うので大抵の人は読めますが、フランスでは義務教育では習わないようです。そのため子供の頃に楽器などを習わず音楽に縁のなかった人は、大人になっても音符を全く読めないままというケースもよくあります。

◆Notes 音符
Valeur décroissantes de gauche à droite/ 上の表の左から右に向かって縮小。
■Ronde /全音符
■Blanche/2分音符
■Noire/4分音符
■Croche/8分音符
■Double-croche/16分音符
■Triple-croche/32分音符
■Quadruple-croche/64分音符
また付点音符には後ろにpointée をつけます。noire pointée 、croche pointée・・・
◆Silences/休符
■Pause/全休符
■Demi-pause/2分休符
■Soupir/4分休符
■Demi-soupir/8分休符
■Quart de soupir/16分休符
■Huitième de soupir/32分休符
■Seizième de soupir/64分休符
※pause は女性名詞、soupirは男性名詞。
■Note carrée: Valeur longue exceptionnelle
表の一番左端の四角い音符は、特別長く伸ばす音です。
Noteには、音符の他にも「注解」、または「テストの点数・成績」の意味があります。
prendre note de qqc.は、~をよく覚えておく、という表現で使います。
ちなみに、調子はずれな音や、ピアノのミスタッチなどは fausse note と言います。
2010年4月26日月曜日
ソルフェージュの基本用語②
基本ボキャブラリー第2弾は音部記号 。ト音記号などの「記号」はCléと言います。

■Clé de Sol ト音記号
■Clé de Fa ヘ音記号
■Clé d'Ut ハ音記号
■Les 7 clés. 音部記号は全部で7つあります。
■La clé de Fa se place également sur la 3e ligne de la portée.
ヘ音記号は第3線上に置かれることもあります。
━ se placer 置かれる
━ au moyen de qqc ~を使って、~で
━ à l'aide de qqc ~を使って、~を用いて

■Clé de Sol ト音記号
■Clé de Fa ヘ音記号
■Clé d'Ut ハ音記号
■Les 7 clés. 音部記号は全部で7つあります。
■La clé de Fa se place également sur la 3e ligne de la portée.
ヘ音記号は第3線上に置かれることもあります。
■La clé d'Ut se place sur la 1er ,la 2e,la 3e ou la 4e lignes de la portée.
ハ音記号は第1線、2線、3線、そして第4線上に置かれます。
■Les sons aigus et graves s'écrive au moyen de lignes supplémentaires ou bien à l'aide de signes 8a et 8b.
高い音や低い音は、加線を使って書くか、または8a(1オクターブ上)、8b(1オクターブ下)の記号を使います。
━ se placer 置かれる
━ au moyen de qqc ~を使って、~で
━ à l'aide de qqc ~を使って、~を用いて
2010年4月25日日曜日
ソルフェージュの基本用語①
知らないと困る音楽の基本的なボキャブラリー集。
音楽の基本の基本と言えば、まずは階名です。
日本の音楽学校では一般的にドイツ語の階名で授業が行われますが、フランスではドイツ語やイタリア語読みではなく、「フランス語読み」です。階名に限らず、フランス人は外来の言葉や人名を無理矢理フランス語読みで発音する傾向があるかも知れません。例えば作曲家のバッハはバックだし、ベートーヴェンはベートーヴ、シューベルトはシュベール、リストはリッツ・・・という具合に微妙に違ってくるので、耳に慣れるまでは大変です。
階名に戻ります。フランス人の先生はソルフェージュ授業や楽器のレッスンでは、ドイツ語階名は99パーセント使いませんが、フランス語とイタリア語とでは「レ」と「ソ」が違うだけなので日本人にとってはかえって簡単ですね!
do, ré, mi, fa, sol, la, si, do ⇒ ド レ ミ ファ ソル ラ シ ド
(※レはRの発音になります。ソルのLはあまりはっきり発音しすぎないで)
では、下に初歩的な単語から順に並べていきます。
■Notation 記譜法
■son 音
■note 音符
■la portée 五線譜
■barre de mesure 小節線 縦線
■double barre 終止線
■ lignes et interlignes 線と間
■ lignes supplémentaires 加線
■durée des sons 音の長さ
Durée des sons(en abscisse). Lire la mélodie de gauche à droite.
音の長さ(横座標)メロディーは左から右に読みます。
赤字の部分は当たり前過ぎますが、aide mémoire musicalというソルフェージュの本の一ページ目には、ご丁寧に大真面目にこのような説明書きがあります。
■hauteur des sons 音の高さ
┣ grave 低い
┣ aigue 高い
Hauteur des sons(en ordonnée).Lire les accords de bas en haut.
音の高さ(縦座標) 和音は下から上に読みます。 ←これも・・・
(ソルフェージュの基本用語②に続く)
*DURAND社のAIDE MEMOIRE MUSICAL参照
音楽の基本の基本と言えば、まずは階名です。
日本の音楽学校では一般的にドイツ語の階名で授業が行われますが、フランスではドイツ語やイタリア語読みではなく、「フランス語読み」です。階名に限らず、フランス人は外来の言葉や人名を無理矢理フランス語読みで発音する傾向があるかも知れません。例えば作曲家のバッハはバックだし、ベートーヴェンはベートーヴ、シューベルトはシュベール、リストはリッツ・・・という具合に微妙に違ってくるので、耳に慣れるまでは大変です。
階名に戻ります。フランス人の先生はソルフェージュ授業や楽器のレッスンでは、ドイツ語階名は99パーセント使いませんが、フランス語とイタリア語とでは「レ」と「ソ」が違うだけなので日本人にとってはかえって簡単ですね!
do, ré, mi, fa, sol, la, si, do ⇒ ド レ ミ ファ ソル ラ シ ド
(※レはRの発音になります。ソルのLはあまりはっきり発音しすぎないで)
では、下に初歩的な単語から順に並べていきます。
■Notation 記譜法
■son 音
■note 音符
■la portée 五線譜
■barre de mesure 小節線 縦線
■double barre 終止線
■ lignes et interlignes 線と間
■ lignes supplémentaires 加線
■durée des sons 音の長さ
Durée des sons(en abscisse). Lire la mélodie de gauche à droite.
音の長さ(横座標)メロディーは左から右に読みます。
赤字の部分は当たり前過ぎますが、aide mémoire musicalというソルフェージュの本の一ページ目には、ご丁寧に大真面目にこのような説明書きがあります。
■hauteur des sons 音の高さ
┣ grave 低い
┣ aigue 高い
Hauteur des sons(en ordonnée).Lire les accords de bas en haut.
音の高さ(縦座標) 和音は下から上に読みます。 ←これも・・・
(ソルフェージュの基本用語②に続く)
*DURAND社のAIDE MEMOIRE MUSICAL参照
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